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認知障害の種類・原因

認知症が進行してしまい元気のない老人男性

認知症という病気には、いくつかの種類が存在するのをご存知ですか?

そして、その種類によっては治る認知症もあることを覚えておいてください。
つまり、認知症のすべてを悲観的に捉えるのではなく、予防や治療を行うことで進行を遅らせたり治るものもあるのだと冷静に受け止めることができるというわけです。

女医イメージ

ここではそんな認知症の種類とその原因について見ていきましょう。

認知症の種類

女医イメージ

現在、日本人がかかる認知症の中では、その大半を占めると言われているのが「3大認知症」と呼ばれているものです。

3大認知症とは?

アルツハイマー型:認知症の中で50%〜60%を占めている

レビー小体型:認知症全体の中で約20%を占めている

血管性:認知症の中では15%前後となっている

認知症と聞くとほとんどの人が思い浮かべるのが、アルツハイマー型認知症ではないでしょうか。

けれども、それ以外にも認知症にはたくさんの種類があります。
また、認知症になってもその原因を取り除くことで症状が改善したり治るものもあります。

それぞれの認知症の原因

では、どうして認知症になってしまうでしょうか。
3大認知症それぞれの種類別に原因や特徴を比べてみました。

アルツハイマー型認知症

原因:ある種のタンパク質により、脳が縮んでいくことで症状が進行する。

特長:最初は物忘れが現れることが多いが、進行していくと場所や時間などが分からなくなり徘徊や妄想が現れる。

レビー小体型認知症

原因:レビー小体というタンパク質が脳内に溜まって起こるもので、脳自体の委縮は見られないまま症状は進行する。

特長:現実には無いものが見えたり眠っている最中に奇声を上げるなど行動異常が現れるが、症状に波があり、調子が良いときと悪いときを繰り返す。

血管性認知症

原因:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳内の血管に異常をきたして起こる。

特長:脳のどこに血管異常が起こったのかで現れる症状が違ってくる。また、原因になる病気を予防・改善することで発症を防ぐことができたり治ることがある。

その他の原因

認知症とは一見無関係だと思える内科疾患や生活習慣が原因となり、引き起こされる認知症の一部をご紹介します。

甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの分泌が低下して認知症を引き起こす。

栄養障害:脳に必要な栄養が届かなくなり発症するもの。

アルコール依存:大量のアルコールを飲み続けると高い割合で脳の萎縮がみられる。

向精神薬(一部):高齢者に成人に投与するのと同量の向精神薬を与えると、認知症が悪化する例がある。

梅毒:菌が脳に与える影響で認知症を引き起こす。

ヘルペス脳炎:ヘルペスウィルスが脳に影響を与えて認知症を引き起こす

などですが、これらは適切な治療や生活改善を行えば治る可能性が高い認知症でもあります。

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一言で「認知症」といっても、原因となるもので種類が違うことがお分かり頂けたかと思います。