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認知症の進行スピード

認知症の進行が進みつつあるさみしげな老人男性

認知症は主に「初期」「中期」「末期」の3段階に分けられています。

では、認知症の人がその初期から末期へと病状が進行するスピードは、一体どれくらいなのでしょうか?
もしもご自身や大切なご家族が認知症になったとき、どのような経過を辿るのかあらかじめ知っておくことで、その折々にできることや心構えなどに余裕が持てるのではないでしょうか。

女医イメージ

ここでは認知症患者を家族に持つ人たちが立ち上げた会や地域のサークルなどからの情報を集めてみました。

認知症での老化スピード

多くの認知症患者を診てきた医師たちが、異口同音に語っている内容がありますので整理してみました。

認知症の進行スピードは速い

認知症と診断されると本人やその家族は、「この先どのくらいの期間に渡って認知症と向き合わなくてはいけないのか」と不安になりますが、実は認知症での老化スピードはそうでない人より速いということを知っておいてください。

その差は同年齢の人と比べると認知症の人は、老化が2倍から3倍も速いというデータがあります。
つまり認知症の人の1年は、そうでない人の2年から3年分にあたるそうなのです。
しかも、その老化速度は高齢になればなるほど進行が速まると言われていました。

介護施設やグループホームでの統計

ある医師が認知症高齢者の追跡調査をしていました。

そのデータによると、認知症高齢者の4年後の死亡率はそうでない同年齢の高齢者に比べ2.5倍という数字が出たそうです。
また、その医師によると、同じ入所者と一緒に生活をしていても認知症高齢者は、ほんの数年で活動域が極端に狭くなっていく傾向があると指摘しています。

しかし、その一方では認知症の進行スピードは環境に大きく左右されるとも言われています。

認知症の進行スピードには大きな個人差がある

認知症だからといって必ずしも寿命が短くなるわけではないことも、また知られているところでしょう。

では、そのスピードの差は何かというと、進行を遅らせるための日常での工夫や予防が後々大きな差となって表れているようです。

本人の努力とサポートする周囲の働きかけが、予防だけでなく認知症の進行を遅らせる要因になることが分かっています。

進行を遅らせる工夫

認知症の中でも多くを占めるアルツハイマー型認知症は、治すことができないまでも予防により進行スピードを遅らせることは可能です。

では、具体的にどのような工夫で認知症が進むのを食い止めているのでしょうか。
ここでは、認知症患者をサポートするご家族の意見を集めてみました。

規則正しい生活になるよう昼間は起きている工夫をする

できることは自分でやってもらう

散歩やラジオ体操などの運動を日課にしている

褒めたり頼ったりして「必要な存在」だという自覚を与える

進行を遅らせるために、食事内容の見直しやサプリメントを取り入れている

いかがですか?

女医イメージ

認知症と診断されても、その後の対応でその進行には大きな個人差が出てくることが、お分かり頂けたことと思います。