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遺伝・習慣の影響

認知症に関係が深い遺伝を示すDNA染色体のモデル

病気には高い確率で遺伝するものとそうでないものがあります。

では、認知症は遺伝と関係があるのでしょうか?

また、生活環境が認知症を発症させたり、進行を早めたりするリスクなどはどうなのでしょう。

女医イメージ

ここでは認知症に関わる遺伝生活環境の影響などを調べてみました。

認知症と遺伝の関係

認知症の過半数を占めるアルツハイマー型は、脳細胞のタンパク質の異常によって引き起こされることが分かっています。

その中で遺伝に関係するのではないかと、現在研究されているものが3つありました。

ベータタンパク前駆体遺伝子の変異

ベータタンパク代謝に関わるプレセニリン遺伝子の変異

ApoE遺伝子多型

これら遺伝子の変異が、特に「若年性アルツハイマー」に分類される認知症には関わっている可能性が高いとされていますが、それでも「家族性(遺伝性)アルツハイマー」は若年性アルツハイマーの中で10%しかないのだそうです。

その10%のうち、明らかに遺伝子が起因していると認められたのは半分にも満たない事例しかありません。

では、老化と共に発症率が高まる一般的なアルツハイマー型認知症ではどうかというと、現在では65歳以上の年齢では7人に1人が認知症を発症しているという報告があります。

この数字は年齢が上がれば上がるほど発症数が高くなるので、もはや身内の1人2人は認知症であるという時代に入っていると考えていいでしょう。

そのことからも、認知症は遺伝を心配するより、いずれは自分もかかるかもしれない病気だと思ってその時期を遅らせるための予防対策を講じることをお勧めします。

認知症と生活環境

生活環境の大きな変化から認知症が発現したり、症状が悪化するという例は多くあります。
また、日頃どのような生活環境に取り巻かれて暮らしているかでも、認知症の発症には差が出ていることが分かっています。

地域社会への貢献

加齢と共に動作が緩慢になったり、なかなか新しいことを覚えられないということは認知症でなくても起こります。
そうした中、塞ぎ込んで家に閉じこもっている人より、ボランティアなどで社会に貢献している人の方が認証を発症しにくいと言われています。

趣味や楽しみ

無趣味で過ごしている人に比べ、没頭できる趣味を持っている人の方が圧倒的に脳年齢が若いというデータがあります。

正しい食生活

何も若いときと同じようにたくさん食べる必要はありません。
認知症になりくい「ブレインフーズ」と呼ばれている食材を意識して摂取するようにしましょう。

女医イメージ

これら以外にも大勢の人と接する環境や継続した運動をしている人には、認知症の発症リスクが低くなり予防に繋がる傾向がみられています。