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家族の役目と心得

笑顔の絶えない幸せな家族

認知症にはまだ決定的な治療薬がないため、一度発症すると緩やかに時間と共に進行していく病気だというのは、すでに多くの人が知るところでしょう。

しかし、だからといって何もしないで症状を放置していると初期症状を見逃し、気付いた時にはすでに末期にまで進んで重症化していたという例もあります。

女医イメージ

もし、あなたが認知症になった場合、ご家族の役目と心得次第でその後の生活がガラリと変わるのだということを知っておいてください。

周囲のサポートと進行速度

認知症は非常に個人差のある病気です。
しかもその症状に合わせた対処治療薬しかないため、薬を飲ませて安静にしていれば治るという性質の病気とは異なります。

進行を食い止めるのにとても有効だとされる予防策が、「食事」と「運動」だと厚生労働省でもアドバイスしているほど、認知症にとって日常生活でのあり方が患者さんのその後を左右すると言っていいでしょう。

実際、「食事」と「運動」を中心とした非薬物療法が、認知症の治療薬を投与する薬物療法よりも効果的だったという報告は数多く挙がっていました。

そうは言っても認知症になった患者さん自身は、次第に自己管理が難しくなっていくので家族や周囲のサポートは大きな拠り所となり、症状の進行を食い止めるのに貢献しています。

認知症患者さんへの基本的な対応の仕方を学ぶ

自発的な運動を促す

脳機能を維持するための栄養バランスの良い食事

このように認知症患者さんの日常をサポートする上で、家族の役目や心得は重大です。
とはいっても、全てを家族内だけで抱え込むというのはお勧めできません。

認知症は2025年には、65歳以上の高齢者の実に5人に1人の確率で発病の可能性があると言われている身近な病気なので、法整備も着々と整えられています。

見守るという事

環境の変化:引っ越し、入院、施設への入所

習慣の変化:生活サイクル、毎日の日課

人間関係の変化:親しい人との離別や死別、新しい人間関係

これらは認知症を発症したり、急激に悪化させると言われている要因です。

よくある例として、ご両親のどちらかが亡くなられたので、残された親が1人暮らしでは不便だろうと子供世帯に引き取ったところ、認知症が発病してしまったという話です。

このように「変化」は認知症の大敵とも言えるので、上記の3つの変化を一度に経験させないことが大切と言えるでしょう。

そのためには、地域の介護支援を利用することも家族ができる見守り方となります。

女医イメージ

家族の役割や心得にはいろいろありますが、何より早期発見とその予防が第一と考えて良いでしょう。