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初期症状と見極め

認知症にかかり始めうつ病気味の中高年女性
女医イメージ

ここでは認知症の大半を占めるアルツハイマー型認知症を中心に、その初期症状を見ていきましょう。

なぜならアルツハイマー型認知症は、残念ながら治ることはありません早期発見と早期治療で進行を軽いうちから遅らせることができるという特徴があるからです。

治らない病気だからこそ、陥らないための予防と罹ってしまってからの早期発見が重要となってくるのです。

そこで質問ですが、あなたやご家族の言動は普段と変わりませんか?

初期症状での言動

一般的に老化による認知の低下症状は、本人が気付き不安を感じて人に相談したり自ら病院へ行くなど、積極性のある行動を伴うことが多いと言われています。

一方、認知症という病気になると本人よりも家族や周囲の人が異変に気付き、病院へ同行される例が多くなるそうです。

この違いは後で説明しますが、認知症も加齢による脳機能の低下も、初期症状では重なる部分が多いので「おかしいな?」と感じたら早めに受診しましょう。

初期症状の一例

同じ内容の話を繰り返す
何度も同じことを確認する
物の名前が出てこない
些細な失敗が多くなり、それに対して言い訳をしたり他者のせいにしようとする
勘違いが増えてコミュニケーションが取りにくくなる
人に対して攻撃的になったり無関心になったりする
以前は楽しんでいた趣味や可愛がっていた孫やペットに対しても関わり方が薄くなっている
みだしなみを気にしなくなり何日も入浴をしなくなる
通帳や印鑑など大切な物の管理ができなくなる
しまい忘れ・置き忘れが多くなる
人を疑ってしまう
意欲の低下が続く

認知症と間違えやすい病気

一見、認知症の初期症状と現れ方が似ているので間違えやすい病気はいろいろありますが、当然ながらそれぞれ病気によって治療法が違います。

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予防の意味でもまずは病院で診察を受けましょう。

似ている症状が現れる病気の一例

うつ病

認知症の初期症状と非常に似た症状を示すと言われています。
高齢者の場合では、転倒や環境の変化などがきっかけでうつを発症しやすくなる傾向にあります。

せん妄

意識障害で、原因は身体的要因や心理的要因、生理的要因などいろいろありますが、認知症に比べて発症が突発的で症状も幻覚や幻聴といった異常性を伴うことが多いです。

栄養障害

ビタミンB群やミネラルの不足により意識障害が起こります。

服薬中の薬によるもの

高齢になると様々な病気が重複することが多く、そのため服用する薬の種類も多くなりがちですが、その薬や飲み合わせによって倦怠感や眠気、物忘れが激しくなることがあります。

以上のように認知症の初期症状には、その他の病気の可能性も十分に含まれるので、その点でも早期発見に繋がる病院への受診は大切です。

また、冒頭でも記したように認知症とそうでない人の差において、来院に対する行動が自発的かそうでないかの違いとして現れるのは、認知症はあるていど進行すると自覚がなくなるという特徴に当てはまるからだと言えるでしょう。

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そんな認知症や認知症の初期症状と似た病気を未然に防ぐためにも、日々の健康管理は非常に有益となるのです。